神棚マイスタ-の開運神棚講座 その50 鎮守の森はどこにいったのか?

日本人は温暖な気候の中で、木を大切にしてきました。木の価値をよく理解した民族だった、といえます。

鎮守の森といって、神社の廻りには大なり小なりの森があります。木に神が宿る。神様が木を依り代にして現れて来る、という考え方が深く日本人の中に在るからです。

木々に囲れた空間。それは日本人の遠い先祖達、否、人類の遠い先祖達の最も愛した空間ではないでしょうか?砂漠というのも、もともとあったのではなく、牧畜とか焼き畑によって、木々が失われた状態であるといえましょう。本来は緑豊な森があって、文明が生じたのです。しかし文明が進歩から退廢へ向う時、木を失う世界が生じたのです。私達の生活空間を見てみましょう。木がありますか?コンクリ-トや石油化合物の建材ばかりではありませんか?